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令和5年度 第9回研究課題発表会 開催岡谷工業高等学校同窓会

category : 未分類 2024.2.9 

 令和5年度の第9回研究課題発表会は、2月8日(木)午後1時から岡工同窓会館2階、会議室において開催されました。
 開式に当たり、江村副会長からのあいさつでは、石川県を中心とする北陸地震災害に触れ、岡谷のこの地も糸魚川・静岡構造線の断層帯に属しており、激しい揺れや液状化現象なども想定されている。北陸地震の現状を認識しつつ、自らの対応策を考えておいてほしい。 また、発表会の趣旨内容について、研究課題を文章にしたものをただ読むのではなく、自分たちが[こう思い、このように改良・改善してみた。]など、相手に対するアピール(ちから)を示せるプレゼン技術を練習して戴きたい。これから社会に出て、プレゼンテーションの機会は非常に大切なものとなってくる、しっかり経験しておいてください。とのあいさつがありました。
 今年度は3件の申請があり、この1年間、課題に対して調査・研究を重ね目標となる製品の作成、調査結果をまとめた発表がされました。
 1.「さすまた」の問題点を検討、改善点の研究、試作品の作製  電気科 
 2.移動式ゴミ箱の製作  電子機械科
 3.水質自動測定装置の測定値検証と不具合の改善研究  環境化学科
各発表はプロジェクターにより映し出された画面に基づき各班ごと説明が行われ、製作品の有るものはその場で動かすなどして、審査員(同窓会理事)にアピールしました。 講評で、小林幹事長が採点結果においては大差なく、高得点を取っていました。ただし、開式の江村副会長の話に有ったプレゼンの技術力に関して、質問における受け答えに自信を持った発言ができるように対応してください。との注文がありました。
 講評後、各発表とも評価点を超えていることから、宮澤副会長から各班代表者に助成金が手渡しされました。
 なお、「さすまた」の問題点検討・改善点研究班の課題研究は、「第50回県発明くふう展」(県発明協会など主催)に出展し高校の部で最優秀賞を受賞、3月に東京で開く全国展出展候補に選ばれ、現在出展に向けて審査中との事です。

江村副会長 あいさつ

 

「さすまた」 研究班

移動式ゴミ箱 班

 

水質測定装置 班

講評 小林幹事長

 

助成金 付与 宮澤副会長


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