盛り上がった 関東支部連合会総会岡谷工業高等学校同窓会
同窓会関東支部連合会(髙林克行会長)の平成30年度総会は7月7日、東京・新宿の三平で開かれました。同窓会本部から小林幹事長、江村事務局長、宮澤事務局次長、学校から羽毛田校長と今春、母校に異動した両角教諭が出席しました。
総会で髙林会長は「総会への参加者は年々、高齢化が進んでいるが、一人でも多くの同窓生の参加を呼び掛けていきたい」とあいさつ。小林幹事長、羽毛田校長が同窓会や学校の活動に触れ「諏訪地方も少子化が進み学校再編への動きが加速している。魅力ある岡工づくりのため、同窓会もバックアップしていきたい」(小林幹事長)、「少子化の中で、基幹工業高校として元気の良い学校づくりを進めていく」(羽毛田校長)とあいさつしました。
議事では原案通りに事業、決算報告などを承認。30年度の役員として髙林会長、小池茂年、宮坂勝利両副会長、畑功男幹事長、河西正博事務局長などの体制が報告されました。
引き続き、昭和30年機械科卒業で同窓会相談役でもある税理士の唐澤昭善さん(岡谷市)が「事業継承と相続」と題して講演しました。唐澤相談役は、20年近く県内の税務署を回り、財務大学校、国税局査察官などを経て退職し、現在は税理士として活躍しています。講演では、通称「マルサ」だった時代のエピソードや、いまだから話せる逸話などを紹介しながら税金の話を分かりやすく解説。相続をめぐっての争いを避けるためにも「遺言状はきちんと作って公正証書を作成することが重要。公正証書としない場合には、パソコンではなく自書で遺言を作ること。字を書くことが億劫なら、とりあえずは配偶者に相続すること」とアドバイス。また、子供の配偶者や孫の名義預金や名義株が税務調査で一番問題となることから、「預金や株の名義は慎重に」としました。
第3部の懇親会では、総合司会の小池さんの名調子もあって大盛り上がり。久しぶりに母校に戻った両角教諭が、硬式野球部監督だった昭和56年の甲子園出場時を中心にした逸話を紹介したり、総会に出席した関支連会員が次々と高校生時代の思い出話、近況報告をして会場は終始、笑いに包まれ先輩、後輩の交流の場となりました。
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